こんにちは、ナビ太郎です、今回はホンダ・JF5 新型N-BOXの前後2カメラドライブレコーダー、テレビフリー、ETCの取り付け方を説明、その他、配線図、ヒューズ電源・アクセサリー電源、オプションコネクタ、各パネルの取り外し等も解説。
N-BOXの電源取り出しは、オプションカプラー使用すると、とてもスムーズに各電源が取り出せます、他にもヒューズから電源を取り出す方法もあります。
あとはリアカメラ取り付け時の蛇腹付近がちょっと難易度が高いですかね?ではよろしくお願いします。
スクロールが大変な場合、目次クリックで目的の場所に飛べます。
TV-KIT・テレビキャンセラー
コムテック 前後2カメラドライブレコーダー ZDR610D
パナソニック ETC CY-ET926D
N-BOX専用 テレビキャンセラー
JF5 N-BOX・電源取り出し 常時電源 アクセサリー電源(ACC)
N-BOXの電源取り出しはナビ・オーディオ裏もしくは、ヒューズボックス、オプションカプラーから取り出せます。
- ヒューズボックス DIY向き (常時、ACC電源)運転席アクセルペダル右上あたりから、スムーズにアクセス可能
- ナビ・オーディオ裏電源 業者向き (常時、ACC電源)ディスプレー・ナビ、オーディオ取り外しが必要、すこし面倒、テレビキャンセラーなど同時作業がある場合は取り出しやすいですね。
- シガーソケット裏電源 DIY向き 業者向け (ACC電源)アクセスしやすいので、アクセサリ電源(ACC)のみ必要な時にお手軽に電源が取り出せます。注意(シガーソケットを多用しない方向き)
- オプションカプラー DIY・業者向け (常時、ACC、IG、リバース信号)1番オススメの電源取り出し場所、迷ったらココから取り出しましょう。
JF5 N-BOX・ヒューズボックス電源取り出し 常時電源・アクセサリー(ACC電源)
運転席アクセルペダル右上、画像矢印あたりにヒューズボックスがあります。
ヒューズボックス USBチャージャー 常時電源12V アクセサリーソケット アクセサリー電源(ACC) リアワイパー IG電源
無難な所でUSBチャージャー 常時電源12V アクセサリーソケットアクセサリー電源(ACC)あたりから電源取り出しが良いと思います。
黄色枠は常時電源12V、赤枠はアクセサリー電源(ACC)青枠はIG電源
ホンダ公式ホームページ、取扱説明書(万一の場合には)の項目でくわしくヒューズ明細が記載されています。
配線接続ならフリータイプ、ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。注意(抵背ヒューズです)
ドラレコの電源がソケットタイプならエーモン電源ソケットがおすすめ、しかも(平型・ミニ平型・低背の全てのヒューズに対応)
N-BOX・ オプションカプラー(コネクタ)電源取り出し
ヒューズボックス上部、矢印の位置に別売りオプションカプラーの差し込み口があります、狭い場所ですが、あらかじめにドラレコの配線をオプションカプラーに接続してカプラーONがスマートな取り付けだと思います。
ドライブレコーダーリアカメラの取り付け方法
作業性を優先するとバックドアから作業をするのが作業性がよいので(ピンコードの長さを計算しなくて良い)、バックドアからやっていきます。ご自身のやりやすい場所からはじめてください。
バックドア側後方、天井のクリップも取り外します。内張りはがしなどを使用して画像のように取り外します。天井に傷、凹みが入らないように慎重に作業を進めてください。
バックドア(リアハッチ)蛇腹のバラし方
バックドア(リアハッチ)の蛇腹部分をバラしていきます。
蛇腹のゴムをちぎらないようにネイルドライバー などで、ゴム部分を丁寧にめくって取り外します。
ウェザーストリップをすこし上に引いて取り外して、天井内張り上にピンコードを通していきます。
画像のように、配線ガイドを使用して天井内張りの上側から蛇腹ゴム下側のサービスホールまでピンコードをもっていきます。
リアクォーター内部かなり狭く鋭利な部分が多いのでコルゲートチューブを巻いてピンコードを保護します。
ピンコードを蛇腹ゴム部品内を通します、パーツクリーナー で滑りをよくしておきます、上部と下部から垂れないように、蛇腹ゴム内に軽めに吹いて配線ガイドを通してピンコードを通します。
画像より、イメージ図の方がわかりやすいと思います、参考に。
ピンコードを蛇腹ゴム内に通しにくい場合はパーツクリーナーで滑りをよくしてやると通しやすいです。CRCなど油を吹く方もいますが、ベトベトになってしまうので、使用後乾いてくれる
蛇腹ゴム内を無事通せました。
バックドア(リアハッチ)内張り取り外し
バックドア(リアハッチ)の内張りを取り外すために、画像丸印のクリップを取り外します。
内張りはがしなどで手前に引いて取り外します。
リアハッチの内張りが取り外せたら、ワイパーモーターのカバー(トリム)も取り外していきます、少し硬いですが、全体を手前に引いて取り外します。
トリム裏側、画像2カ所にクリップがあります。
リアハッチ内張りとワイパーモータートリムが取り外せたら、蛇腹ゴム方面からワイパーモーター側にピンコードをもってきます。
ここで大活躍するのがいつもの配線ガイド、リアワイパー側のホールから蛇腹側に配線ガイドを通します。
ピンコードをリアワイパー側にもっていきます。
うまくピンコードを通すコツは、コードを引っ張らない、引っ張れば引っ張るほど細い部分に食い込んでしまいます、すこし大回りする感じでコードに余裕がある状態を保ちながら持ってくる方が良いを思います。
画像の位置にドラレコリアカメラを貼り付け。
リアワイパーステーが鋭利になっているので各所スポンジテープを貼り付け。
ガムテープなどで貼り付けると夏場など暑い状態になるとベトベトになってはがれてしまうので、防振、防音、はがれにくいスポンジテープが活躍します。
各所タイラップ(結束バンド)でしっかり固定してください、少し長めにコードをたばねておくと、あとあとカメラ位置変更しやすいですね。
ドラレコリアカメラ貼り付け位置
ドラレコのリアカメラの貼り付け位置は、空でリアカメラをまわして、拭き取り位置に貼り付けます、熱線もさけていい位置を見つけてください。
リアワイパー内張り(トリム)画像の部分を丸ヤスリで削りコードを痛めないように加工、丸ヤスリは百均などであらかじめ用意しておくといいですね。
内張りを取り付けるとこのような感じの仕上がり。
リアカメラピンコードバックドア側からフロント側に
今回は助手席側で作業を完結するので、車両左側にピンコードを通します、青矢印がカメラピンコードの動線、カメラピンコードが長がさが長く、多少あまるのでフロントAピラー下方向にまとめます。
ドラレコ電源をオプションカプラー、ヒューズボックスから取り出す場合、運転席側にピンコードを通していくと、車両右側で作業が完結します。
内張りと天井の隙間にピンコードを入れていきます。ネイルドライバーや内張りはがしを使用してピンコードを入れていくと作業が進みます。
スライドドアのウェザーストリップを矢印側に引いてある程度取外してください、白いブチルが塗ってあるので汚れに注意してください。
Bピラー内張りと天井の隙間にピンコードを入れていきます、ネイルドライバーなどを使用して、ピンコードを入れていくと作業が進みます。
フロントピラー(Aピラー)内張りの取り外し方
助手席側フロントAピラー内張り(トリム)を取り外していきます。
はじめに、フロント側の内張りを手前に引いてから上側に引いて取り外します。
フロントAピラー内張りフロント側を取り外すとこのようになっています。
フロントAピラー内張り後側を取り外していきます、すこし面倒くさいですがやっていきましょう。
ウェザーストリップを手前に引いてある程度取り外します
エアーバックの表示があるあたりを矢印側に押してクリップを解除します。
下側のクリップは内張りはがしなどで矢印側に引いて取り外します。
クリップが解除できたら、トリム全体を上側に引いて取り外します、裏側の画像です構造を理解した上で作業を進めてください。
内張りを取り外すとこのようになっています。
フロントAピラークリップ取り外し
このクリップがやっかい、先ほど押しこんだので、取り付け時は黒色の部品をクリップ
本体から取り外します。
黒色の部品のツメをおこしてやらないと取り外せないので、とりあえずタイラップなどをはさんで浮かせます、ツメが浮けば何を使用しても構いません。
地面に叩きつけて取り外す方もいますが、ツメの破損が心配なので、慎重に取り外します、ロングノーズプライヤーと内張りはがしで矢印方向に引いて取り外しました。
ツメがタイラップで解除されているのですんなり取り外せました。
黒色の部品(メス側)は車両側にセット。内張りを軽く押し込んで取り付けます。強く押し込んだ方は、最初からやりなおしてください、はい、やり直しました。
グローブボックスの取り外し方
助手席正面グローブボックスを取り外していきます。
グローブボックス本体のサイドを内側に押し込んで下部にして取り外します。
グローブボックス裏側の画像です、構造を理解した上で作業をしてください。
グローブボックスを取り外すとこのようになっています、エアコンフィルター交換時もこのようにグローブボックスを取り外すと交換可能です。
ETC本体はグローブボックス内に貼り付け。
ナビ・オーディオパネル取り外し方
N-BOXのナビ取り外し(オーディオパネル)はHONDA車定番の隠しネジがあるので注意が必要です。
グローブボックスを取り外し画像の位置から見るとナビ下に10mmのナットが見えます。
画像の10mmのナットを緩めるか取り外します。
ナビブラケット下のナットが緩めたら、ごっそりオーディオパネルを手前に引いて取り外します。
少し硬めですが全体を手前に引いてください。
各所、パネルやダッシュなど傷をつけないように、養生をして細心の注意をして作業を進めてください。
画像のように、トヨタ車や他の車メーカーとちがい、ホンダ車はごっそり全体が取り外せます。
N-BOX テレビキャンセラー取り付け
ナビ・ディスプレー本体後側の画像。
画像向かって左側が24Pオーディオコネクタ、右側がテレビフリーを取り付ける20Pコネクタです。
テレビキャンセラーの取り付けはシンプル、純正のコネクタ(カプラー)に社外のカプラーを割り込ませてOK。
画像の配線をボディーアース(車両金属部分)してテレビフリー。
N-BOXテレビキャンセラーの明細です。
ホンダ24ピンカプラー(H2 )配線図 常時電源・アクセサリー電源(ACC)情報
ホンダ24ピンカプラー(H2 )配線図
ホンダ車のディーラーオプションナビのカプラー形状は、同じ24ピンでも2種類あります、この車両は新しいタイプのH2、24ピンカプラーですね。
画像赤色の配線がアクセサリー電源(ACC)、ドラレコのアクセサリー配線を接続。
ドラレコ、ETC、テレビフリー各接続完了。
ホンダ24ピンカプラー(H1 ) 常時電源・アクセサリー電源(ACC)情報
一応、旧タイプ(H1)の24Pオーディオカプラーの配線図ものせておきます。
シガーソケット裏電源
画像黄色枠のシガーソケット裏からアクセサリー電源を取り出せます。
このセンターアンダーパネル、意外とすんなり取り外せます。
両サイドのクリップを2つ取り外しセンターアンダーパネルを手前に引くと取り外せます。
瞬殺で取り外せました、お急ぎの際はおすすめな電源(ACC)取り出し場所ですね。
シガーソケット裏側の画像。
シガーソケット裏側のコネクタの一部分を押して取り外します、画像の位置にアクセサリー電源が来ています。
ドラレコ電源コード取り回し方
赤線がフロントドライブレコーダーの電源コードの動線です。オーディオ裏、ソケット裏、ヒューズボックスなどから電源を取り、フロントドライブレコーダーに接続します。
コムテックのドラレコに付属されている、ドラレコ電源コードをフロントドラレコに接続します。
オプションカプラー、ヒューズボックスから電源を取り出す場合は、運転席側Aピラーから取り回しても良いと思います。
フロントドライブレコーダー貼り付け位置
ドライブレコーダー貼り付け位置図
はじめにフロントガラスに両面を貼り付けてから本体のカメラを貼り付けたり、いろいろ試しましたが、これが1番空気が入りにくく抜けやすいと思います。(当社比)
ナビ太郎の声が届いたのかな?最近のコムテックの両面が改良されている!!
ワイパー動作確認後、画像の位置にドラレコを貼り付け。
ドラレコ取り付け完了。
お疲れ様、最後までありがとうございました、無事取付け完了したら、感想などなどをコメントよろしくお願いします。ナビ太郎。
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