こんにちは、ナビ太郎です、L1745ムーヴのナビゲーションの取り付けをやっていきます、このムーブのインパネは比較的柔らかめで取り外しやすいので初心者の方でも作業しやすいと思います。
ドライブレコーダー、ETC取り付け時の電源取り出しに役に立つヒューズ電源・アクセサリー電源 その他、配線図、車速、リバース、パーキング情報、各パネルの取り外し等も解説。ではよろしくお願いします。
オーディオパネルの取り外し方
このインパネを見ると、なんとなく下部のシフトパネル辺りから取り外さないといけない様に見えますが、シンプルにオーディオまわりのパネルだけ取り外せばOKです。
①内張りはがしなどで、パネルを手前に引いて取りはずします。
②内張りはがしなどである程度パネルを浮かせたら、手で取り外した方がパネルに傷が付き難いと思います。
③1カ所を集中して引っ張るより全体的に少しずつ浮かしてください。
④これくらいパネルを浮かせたら、あとは余裕ですね。
オーディオパネルを取り外すと画像のようになっています、オーディオステーはプラスのビスが4カ所でとまっています。
取り外した、オーディオパネル。
オーディオパネルの裏側の画像です。ツメの位置、向きなど要確認。
このオーディオパネルのツメは、それほど硬くないタイプ。
オーディオ、ナビゲーション本体を取り外すと各車両コネクタがあります。
画像左からオーディオ10P、6Pコネクタ、20P(純正バックカメラ、ステアリングスイッチ)コネクタ。
常時電源、アクセサリー電源情報
この白いコネクタが、車両10Pオーディオカプラー。
この車両10Pオーディオコネクタに、常時電源、アクセサリー電源(ACC)が来ているので、画像の位置から、ドライブレコーダーやETCの常時電源とACC電源の取り出しが可能。
注意、必ず作業者自身でテスターなどで確認後接続してください。
車両20Pカプラー、今回のナビ取り付けでは使用しません。
ステアリングスイッチの配線は来ていないですね、画像の配線は不明。純正バックバックカメラの配線?
車速・リバース・パーキング情報
車両5Pカプラー、このコネクタに車速、バック、パーキングの信号がきています。
画像の位置にナビゲーションの各信号を接続してください。
ナビ側パーキング線は車両金属部、ナビ本体などにボディーアースすると走行中にテレビなどが映ってしまい危険な為、車両サイドブレーキ線に接続してください。
注意、必ず作業者自身でテスターなどで確認後接続してください。
画像のカプラーを使用するとギボシで接続できます。
車速、リバースの配線接続に不安な方、もしくは面倒な方は車速配線カプラーを使用するとギボシで簡単接続できます。
フロントピラー(Aピラー)の内張りの取り外し方
①はじめに、ウェザーストリップを手前に引いて取り外します。
②画像矢印方向にある程度ウェザーストリップを取り外します。
③内張りはがしを使用して矢印方向に取り外します。
④慣れている方なら軍手着用で手で取り出しも可能です。
⑤クリップ2カ所を解除してください。
⑥サイドクリップ解除後、最後はフロントピラー内張りを上側に引いて取り外します。
フロントピラー内張り裏側の画像です。
グローブボックスの取り外し方
助手席手前のグローブボックスを取り外していきます、はじめにグローブボックス本体のサイドを内側に押し込んで下部にして取り外します。
①フローブボックス左側を押し込んでツメを解除します。
②右側も左側と同じ要領でツメを解除してください。
グローブボックスの裏側の画像です。
構造を理解した上で作業を進めてください。
地デジアンテナコードの取り回し方
グローブボックス、フロントピラー内張りを取り出し後、画像矢印方向で地デジアンテナ、GPSアンテナ、ETCアンテナ、ドライブレコーダーの電源コードを取り回します。
地デジアンテナ貼り付け後、画像丸印の部分に少し余裕をもたせないとフロントピラー内張りを取り付け時にコードが突っ張ってしまうので気をつけてください。
フィルムアンテナをキレイに貼り付けるポイント
- ガラス面を付属の専用クリーナー等で油膜、汚れ、ホコリなどを除去。
- フィルムアンテナ貼り付け位置をフロントウィンドウ外側にマスキングテープなどで印を。
- フィルムアンテナ、アンテナコード、フロントウィンドウを冬場はドライヤー、車両ヒーターなどで温めてから貼り付ける。
ヒューズボックスからの電源取り出し方法
グローブボックスを取り外すと、画像の緑印の箇所にヒューズボックスがあります。
各ヒューズの明細は車両、取扱説明書もしくは、グローブボックス本体の裏側に記載されています。
HORN/HAZ 15A 常時電源 TAIL 10A常時電源 ACC 7.5Aアクセサリー電源 SOCKET 15Aアクセサリー電源
画像黄枠は常時電源12V、赤枠はアクセサリー電源(ACC)
アースは車両金属部に接続。
ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。
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オーディオステー取り付け位置
各種配線、コード接続
ナビゲーション取り付け後、接続情報で車速パルスなど各種チェックし、ナビゲーションを他の車から移設した場合は、センサー学習を初期化してください。
お疲れ様、最後までありがとうございました。参考になったなら、コメント欄にいいね、よろしくね、ナビ太郎。
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