こんにちはナビ太郎です、今回はダイハツ・ウェイクに前後2カメラドライブレコーダーを取り付け、配線図、車速、リバース、ステアリングスイッチ情報、ヒューズボックス電源、各パネル取り外し方などを説明します。
ヒューズボックスの電源情報があるので、ETCなどの取り付けの際、参考になればよいですね、では作業に入っていきます。
COMTEC ZDR015 コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー
COMTEC ZDR015 コムテック 前後2カメラ ドライブレコーダー
COMTEC ZDR015内容物
HDROP-09 コムテック 駐車監視・直接配線ユニット(オプション)
リアカメラ取り付け ケーブル取り回し
作業性を考えてリアハッチから作業をやっていきますが、ご自身でやりやすい所からはじめてください。
リアカメラピンコード取り回し(リアハッチ側)
画像丸印のゴムの蛇腹にリアカメラのピンコードを通していきます。
内張りはがしやネイルドライバーなどでゴムの蛇腹をめくります。
ゴムの蛇腹をめくると画像の白い部品が出てきます、ピックツールなどを使用してツメを解除して取り外してください。
3カ所ツメがあるので折らないように取り外します。
奥側のツメが押しにくいですが慎重に作業を進めてください。
解除しにくい奥側のツメからピックツールで解除すると取り外しやすいです。
配線側から画像です。
車両から取り外せたら、コネクターも取り外し、画像丸印を浮かせて取り外します
画像のように取り出せればOKです。
リアカメラピンコード取り回し(車両側)
車両側ウェザーストリップをある程度、取り外します。
軽く矢印側にやると取り外せます。
注意)無理に引っ張らなでください。
ブチルゴムが塗ってあるので汚れないように注意して作業してください。
天井のクリップも取り外しておきます。
このような構造になっています。
このクリップも取り外しておくと、作業しやすいですね。
リアハッチ側と同じ要領でゴムの蛇腹をめくっていきます。
車両側も4カ所ツメになっています。
車両側4か所のツメは、天井内張り側の下から軽く上に押しながらツメを解除してやると外しやすいです。
下側にカバーらしき部品があるので取り外していきます。細いマイナスドライバーなどで工夫しながら取り外してください。
車両、天井の内張りが折れないように、慎重にお願いします。
取り外した部品の画像です。
3カ所ツメになっています。
下側のカバーを取り外すとピンコードがだいぶ通しやすくなります。
余裕がありますね。
下のカバーを少し取り外しても作業可能ですが、狭いので出来れば取り外してください。
①ピンコードスタート位置、ドライブレコーダー付属のフロントカメラとリアカメラを接続するピンコードを通していきます。
②天井内張りの隙間から通していきます。
③配線ガイドを使用してピンコードをゴムの蛇腹内を通します。
④ゴムの蛇腹破損注意。
ピンコードを蛇腹ゴム内に通しにくい場合はパーツクリーナーで滑りをよくしてやると通しやすいです。CRCなど油を吹く方もいますが、ベトベトになってしまうので、使用後乾いてくれるパーツクリーナーがオススメ。
⑤無事蛇腹内を通せました。
⑥続いて画像の部品内も通します。
⑦こんな感じですね。
⑧画像の位置はけっこう余裕がありました。
蛇腹ゴムを通さずリアカメラを取り付ける金具
蛇腹ゴムを通すのが面倒、自信がない方は天井内張りにステーで固定できる取付け金具を使用すると簡単にリアカメラを取付け可能かも?
ホームセンターなどで、安いステーで自作するのもありですね。
それも面倒な方は、最終手段、リアウィンドウにカメラを直貼りの配線コードタラ〜ン
リアアンダーミラー(ハイマントカバー)の取り外し方
画像の位置に内張りはがしを入れて取り外しました。軽い力で取り外せるので落ちないようにミラーを押さえながら作業してください。落下注意。
取り外したアンダーミラー。
裏側。
このような構造になっています。
構造を理解した上で作業を進めてください。
意外とスパット外れます。
ドラレコピンコード取り回し方
ハイマント側はこのようになっています。
ハッチの内部にピンコードを通します。
ハイマント側から配線ガイドを入れて蛇腹側に出します。
障害物もないので、すんなり通せます。
今回はリアカメラの貼り付け位置の指示があった為、指示どうりに貼り付け。この位置だとアンダーミラーに写りこむのでおすすめできない。お好みでガラスなどに貼り付け可。
カメラコードの逃し、ニッパーでサクッと。
コードがバタつくのでスポンジテープで貼り付け。
カバー側もしっかり貼り付け。
リアカメラ取り付け完成。
思ったよりミラーに写りこみなかったかな?
しっかり元に戻してください。
上側も再度チェックを。
蛇腹ゴムに傷、亀裂など入れないように慎重に作業を進めてください、作業終了後、必ず蛇腹ゴムがしっかり取り付けられているが再度確認してください。雨漏り注意。
配線が無事接続できたら、カバーもしっかりはめてください。
残りのピンコードをフロント側にもっていきます。
内張りの隙間にコードを入れていきます。
マイナスドライバー、内張りはがしなどで入れていきます。
ウェザーストリップをある程度、取り外してコードを通していきます。
Bピラーの部分がすこし通しにくいので、配線ガイド を使用。
天井でコードがバタつかないようにスポンジテープで固定。
意外としっかり取り付けている?
フロントピラー(Aピラー)内張りの取外し方
ここまでコードをもってきましたが、ピラーのトリムが邪魔になるので取り外していきます。
①ウェザーストリップを矢印側に引いて取り外します。
②画像くらいある程度、取り外します。
③内張りはがしなどでクリップを狙って矢印側に取り外してください。
④慣れている方は手でも取り外し可能。
⑤すべてのクリップを解除してください。
⑥最後は内張りを上側に引いて取り外します。
フロントピラー内張りの裏側の画像。クリップの位置など要確認。
内張り下側の画像です
ツメは、このような向きです。
グローブボックスの取外し方
助手席手前のグローブボックスを取り外していきます。
①左サイドの爪を内側に押し込んで解除します。
②右側のサイドのツメも左同様に解除してください。
③サイドのツメ解除後、グローブボックス本体を下側にすると取り外せます。
グローブボックス裏側の画像です、このような構造になっています。
オーディオパネルの取外し方
純正のでかいナビが入っていますね。
パネル下側ハザードスイッチ、パネルとの位置が近いので傷がつかないように注意して作業してください。
内張りはがしなどでパネルを矢印側に引いて取り外します。
1カ所集中で引くより全体的に引いてやるとコジレずに取り外せます。
クリップが柔らかめなので、手でも取り出し可。
オーディオパネル裏側の画像です。
この手のクリップはやわらかく取り外しやすいですね。
でかいナビ用のパネルなのでスイッチ類が付いています。
取り外し時、コネクターも抜いてください。
4カ所ネジで止まっています。
純正ナビがとまっているネジロック簡単に外れちゃうんだよなぁ、もっと改良したらいいのに。
ドラレコ電源情報
車両10Pオーディオカプラー。
車両側のコネクター裏側からドラレコの電源を取る場合、画像の位置から常時電源、アクセサリー電源(ACC)を取り出してください。
今回は、純正ナビのハーネスから電源を取り出しました。接続後しっかり絶縁処理をしてください。
必ず作業者自身でテスターなどで確認後接続してください。
こんな感じで。
車速・リバース・パーキング情報
車両5Pカプラー。
ナビゲーション取り付け時は画像の位置から車速、バック、サイドブレーキ信号を取り出してください。
接触不良を起こしやすい赤パッチン の使用は気をつけてください、接触不良を起こすとナビの挙動がおかしくなります。
ナビ側パーキング線は車両金属部、ナビ本体などにボディーアースすると走行中にテレビなどが映ってしまい危険な為、車両サイドブレーキ線に接続してください。
車速、リバースの配線接続に不安な方、もしくは面倒な方は車速配線カプラーを使用するとギボシで簡単接続できます。
ステアリングスイッチ情報
車両20Pコネクター、画像の位置にSTSW1、STSW2、SWGNDを接続してください。現物コネクタの画像を取り忘れすみません。
必ず作業者自身でテスターなどで確認後接続してください。
ドラレコ電源コード取り回し方
画像のコードをナビ側(電源側)からフロントドライブレコーダー本体側に接続します。
グローブボックス裏側からフロントピラーに抜けて天井に通していきます。
青い点線はリアカメラからフロントカメラに接続するコードの取り回しです。コードのあまり分をピラー下側に収納します。赤線は電源コードの取り回しです。
各箇所タイラップで固定してください。
バラすとコードがビロンビロの車両があるのでちゃんと止めましょう。
スマートアシストカメラカバーの取り外し方
今回は取り外しは必要ないですが、ナビのアンテナコードやETCのコードを取り回す時に邪魔になるので、一応取り外し方をのせておきます。
車両側の部品が破損するとフロントガラス交換になり高額なので、心配な方はスマートアシストカメラカバーは取り外さずにカバーの隙間に配線を差し込んで入れていけばよいよ。
一瞬で取り外せます。取り外す方向を間違えるとクリップが破損します。フロントガラスに沿って下側にすべらせるように軽く押してください。
注意、思いっきりやらずにソフトに手で支えながら作業してください。落下注意。
カバー裏側の画像です。クリップ、ツメに方向を要確認。
カバーを取り外すとこんな感じ。
ドラレコフロントカメラの貼り付け位置、ワイパーの拭き取る場所なおかつ保安基準に適合する位置に貼り付けます、詳しくはドライブレコーダー取付説明書を参考に。
ちょっとした裏技❓両面に毎回空気が入ってしまうので、空気抜き用にカッターで少し切れ目を入れておきました。あとはじめにフロントガラスに両面を貼ってからドラレコ本体を貼るのもありかな?
あまり深く切らないように気をつけてください。自己責任でお願いします。切れ目を入れなくてもきれいに貼れる方は不要な作業です。
付属の六角レンチで角度を調整して貼り付け準備完了、この時ドラレコ上部の六角もシメてください。いつもこの部分ゆるいんですよ。合計2カ所シメればOK
ドライブレコーダー取り付け完了。
ヒューズボックスからの電源取出し情報
グローブボックス取り出し後、画像黄色枠の部分にヒューズボックスがあります。
ヒューズの明細はグローブボックス裏側に記載されています、車両取り扱い説明書にも記載されています。
ヒューズボックス電源 TAIL 10A 常時電源 HORN 10A常時電源 SOCKET 15A アクセサリー電源 ACC 5Aアクセサリー電源
必ず作業者自身でテスターなどで確認後接続してください。
配線接続(OP駐車監視など)ならフリータイプ、ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。
ドラレコの電源がソケットタイプならエーモン電源ソケットがおすすめ、しかも(平型・ミニ平型・低背の全てのヒューズに対応)
アースポイント
基本車両金属部分(素地)の場所ならOK、ボルトの相手が樹脂など電気を通さない部分はNGです。
アースポイントの10mmのボルトにワニ口でボディーアース。ボディーアースは車両金属部分に確実に接続してください。
ばっちり取り付け完了、ちゃんと映像が写っていますね。
お疲れ様、最後までありがとうございました。参考になったなら、コメント欄にいいね、よろしくね。
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