こんにちは、ナビ太郎です、今回はヤリス(KSP210/MXPA/MXPH )の前後2カメラドライブレコーダーの取り付け方を説明、その他、配線図、ヒューズ電源・アクセサリー電源、オプションコネクタ、各パネルの取り外し等も解説。
このカローラツーリングの電源取り出しはオプションコネクタを使用すると、とてもスムーズに各電源が取り出せますが、オプションカプラーの位置が作業しずらい場所にあるので心配な方はヒューズから電源を取り出す方法もあります。
あとはリアカメラ取り付け時の蛇腹付近がちょっと難易度が高いですかね?ではよろしくお願いします。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーリアカメラの取り付け方法
作業性を優先するとバックドアから作業をするのが作業性がよいので、バックドアからやっていきます。ご自身のやりやすい場所からはじめてください。
リアハッチ上部のハイマウントを取り外します、画像2か所マイナスドライバーなどで蓋を取り外してください。
蓋が外れたら10mmのボックスなどでネジを取り外します、ネジでカバー丸印部分が広がる構造になっています。
バックドア蛇腹のバラし方
蛇腹のゴムをちぎらないように細いマイナスドライバーなどで、ゴム部分を丁寧にめくっていきます。
続いて上側の蛇腹部品を取り外します、4か所ツメがあります、奥側が外しにくいですがピックツールなどを使用して慎重に作業を進めてください。
ツメは画像のような形状をしています。ツメを内側に押して部品を引き下げます。
下側の蛇腹ゴムを取り外し、上部と同じ要領で取り外してください。
下部の蛇腹部品も4か所ツメがあります。
車両側4か所のツメは、天井内張り側の下から軽く上に押しながらツメを解除してやると外しやすいです
特に奥側のツメの解除はピックツールがあるとだいぶ助かりますね。
リアカメラピンコードの取り回し方
バックドア側後方、天井のクリップを取り外します、画像のように内張りはがし などで下側に引いてやると取り外せますが、天井に傷、折り目などつけないように慎重に作業を進めてください。
バックドアウェザーストリップを軽く浮かせます
ピンコードスタート位置
天井隙間から先ほど取り外した蛇腹下部にドライブレコーダーのリアカメラピンコードを配線ガイドなどを使用してもってきます。
下部の蛇腹部品にピンコードを通したら配線ガイドなどを使用して蛇腹ゴム内を通します。
ピンコードを蛇腹ゴム内に通しにくい場合はパーツクリーナーで滑りをよくしてやると通しやすいです。CRCなど油を吹く方もいますが、ベトベトになってしまうので、使用後乾いてくれるパーツクリーナー がオススメ。
上部の蛇腹部品に通してリアハッチ内を通します、ハイマウント開口部までピンコードをもってきます。
蛇腹ゴムに傷、亀裂など入れないように慎重に作業を進めてください、作業終了後、必ず蛇腹ゴムがしっかり取り付けられているが再度確認してください。雨漏り注意。
しっかり脱脂をしてリアカメラを貼り付けてください、なぜかこのリアカメラの両面テープ高確率で剥がれます。
あとでリアカメラの位置を変更できるようにすこし余裕をもって配線を束ねておきました、ハイマウントのLED部分にピンコードがかからないように取り付けてください。
蛇腹ゴムにピンコードを通さずリアカメラを取付ける金具
蛇腹ゴムにピンコードを通すのが面倒、自信がない方は天井内張りにステーで固定できる取付け金具を使用すると簡単にリアカメラを取付け可能かも?ホームセンターなどで、安いステーで自作するのもありですね。
リアカメラピンコードバックドア側からフロント側に
車両後方天井にあまっているピンコードをフロントカメラ側にもっていきます。
画像点線方向にピンコードを天井内張り内に通します。
天井内張りとリアクォーター内張りの隙間にピンコードをマイナスドライバーなどを使用して入れていきます。リアドア、ウェザーストリップをある程度取り外しておきます。
フロント助手席側ドアのウェザーストリップもある程度取外し、画像Bピラーは少しピンコードが通しにくいので、配線ガイドなどを使用して通していきます。
フロントピラー(Aピラー)内張りの取り外し方
ウェザーストリップを矢印側に引いてある程度取り外します
ピラーのトリムを矢印側に引いてクリップを途中まで解除します。
異形クリップを車体側のツメ2箇所を押しながら引いて取り外します。
クリップが取り外せたら内張りを上側に引いて取り外します。
ツィーターが付いていたので画像矢印部分を押してツィーターを取り外します。
謎のクリップこのような構造になっています。
トリム下側は普通のクリップ。
内張り取り外し後のAピラー。
内張り取り付け時はあらかじめに、ツィーターと謎のクリップをトリムにセット後、取り付けるとスムーズに取り付けれます。
グローブボックスの取り外し方
助手席正面グローブボックスを取り外していきます。
サイド奥側のツメを内側に押し込んで解除します。サイドのツメ解除後、グローブボックス本体を下側にすると取り外せます
グローブボックス裏側の画像です、このような構造になっています。
オプションコネクタ電源取り出し
グローブボックス取り出し後、矢印方向を覗きこむとトヨタ13Pオプションカプラーがあります。
画像丸印の所にありますが、テープで巻かれているので配線を切らないように取り出してください。
トヨタ13ピンオプションカプラー 11番 黄線-アクセサリー電源 ※注意・配線色は黄線 5/13番 茶線・白線-常時電源 9番 白黒線-アース 12番 水色線-IG 4 番 青線-イルミ 2番 赤線-ドア開時0V
必ず作業者がテスターなどで確認後、接続してください
このオプションコネクタ11番黄線がアクセサリー電源(ACC)、通常アクセサリー電源は赤線のイメージがあるので間違わないようにしてください。あとこのコネクタの常時電源は5番茶線です。
配線に接続が面倒な方は、トヨタ電源取り出し オプションカプラーを使用すると簡単にギボシ接続できます。
電源接続後オプションカプラーを元の位置に固定して、グローブボックスなどに引っかからないようにしてください、点線のようにドラレコの電源(エーモン電源ソケット)を配線しました。
エーモン電源ソケットをドライブレコーダー付属のシガーソケットオスをセットします。
アースポイント
電源ソケットのアースはオプションコネクタに接続してもよいのですが今回は画像丸印の位置にアースしました、基本車両金属部分(素地)の場所ならOK、ボルトの相手が樹脂など電気を通さない部分はNGです。
アースポイントの10mmのボルトにワニ口でボディーアース。ボディーアースは車両金属部分に確実に接続してください。
シガーソケットオス(電源コード)をグローブボックス側からドライブレコーダー本体側にもっていきます。
ここは通しにくいので、いつもの配線ガイドを使用。
ヒューズボックス電源取り出し 常時電源・アクセサリー・ACC電源
ヒューズボックス電源取り出し、まずグローブボックス下部のアンダーカバーを取り外します、カバー手前に3箇所ツメがあるので、そのツメを解除してカバーを手前に引くと取り外せます
アンダーカバー裏側の画像です。カバー奥側は差し込みタイプになっています。
下部から覗くとヒューズボックスのカバーがあるのでロックを解除してカバーを取り外してください。
カバーにヒューズの明細がプリントされています。
ヒューズボックス電源 RADIO-20A常時電源 DOOR R/R-20A常時電源 P/OUTLET NO.1-15Aアクセサリー電源 USB NO.1-7.5Aアクセサリー電源
配線接続ならフリータイプ、ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。
ドラレコの電源がソケットタイプならエーモン電源ソケットがおすすめ、しかも(平型・ミニ平型・低背の全てのヒューズに対応)
必ず作業者がテスターなどで確認後、接続してください
ドラレコ貼り付け位置
はじめにフロントガラスに両面を貼り付けてから本体のカメラを貼り付けたり、いろいろ試しましたが、これが1番空気が入りにくく抜けやすいと思います。(当社比)
リアカメラからのピンコードと電源コードをフロントドライブレコーダーに接続して取り付け完了。
お疲れさまです、最後までながながとお付き合いありがとうございました。
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