こんにちは、ナビ太郎です、80系ヴォクシー・ノア・エスクァイアのドライブレコーダーの取り付け方を説明、その他、ヒューズ電源・アクセサリー電源、オプションコネクタ、各パネルの取り外し等も解説。
今回は、最近増えてきた、保険会社のドラレコ(東京海上日動)のフロントドラレコを取り付けます、別体リアカメラはないですが、フロントカメラに室内カメラが付いているので後方は撮影されていますね。
別体のドラレコのリアカメラのくわしい取り付け方法は、90VOXYで説明してあるのでそちらを確認してください。
80VOXYのヒューズBOXは非常にアクセスしやすく、初心者や慣れていない方でもスムーズに電源が取り出せます。
スクロールが大変な場合、目次クリックで目的の場所に飛べます。
東京海上日動ドライブレコーダー
東京海上日動ドライブレコーダー、このような箱で配達される、取付け説明書にくわしく取り付け方法が記載されています。基本シガーに挿して使用ですね、今回は配線コード、ソケットが目立たないようにプロの取り付け方法で裏から電源を取っていきます。
ドラレコのオスソケットを配線に変換する為、電源ソケットを使用します。
80・ヴォクシー・ノア ドラレコ電源(常時電源・アクセサリー電源)
黄色の矢印は常時電源、赤色の矢印はアクセサリー電源が取り出せます。
- オプションカプラー 1番オススメの電源取り出し場所、DIY、業者向き、今回はOPカプラーから電源取り出し。
- ヒューズボックス お手軽に電源取り出し場所、DIY向き
- シガー裏電源 ACC電源のみ、シガーソケットを多用する方にはオススメできないですが、部材不要で電源が取り出せるので業者向き
- オーディオ・ナビ裏電源 オーディオ、ナビ本体の取り外しがすこしデメリットですが、確実に電源が取り出せます。業者向き
- ドアミラーカプラー電源 ACC電源のみ、あまり大きい電源は取り出せないが簡単にアクセスできます。
80VOXYオプションコネクタ(カプラー)電源取り出し方法
ここからは電源取り出しの王道 オプションカプラー の電源取り出しを説明していきます。
80VOXYのオプションカプラー(コネクタ)は運転席側キックパネル上側にあり、はじめにサイドステップのパネルを取り外してからキックパネルを取り外します。
助手席側のステップの内張り・キックパネルの取り外し方
まず初めに、運転席側のステップの内張り(トリム)を画像矢印方向上側に引いて取り外します。
運転席側のステップの内張り(トリム)はそれほど硬くないので手で上側に引くとすんなり取り外せます。ステップ裏側の画像ものせておきます。
サイドステップの内張りが取り外せたら、キックパネルも取り外していきます、画像矢印の樹脂ナットを引くか回して取り外します。キックパネル全体を手前に引いて取り外します。
VOXY車両側、10ピンオプションカプラー(コネクタ)は運転席アクセルペダル付近から上を覗き込むとあります、画像丸印位置にテープでしっかりと巻かれています。
VOXY車両側、10ピンオプションカプラー(コネクタ)の形状は画像で確認してください。
VOXY車両側10ピン・オプションカプラー(コネクタ)画像上段、矢印の位置にイルミ電源、常時電源12V。
VOXY車両側10ピン・オプションカプラー画像下段、真ん中にIG電源(ACC/アクセサリー電源で使用可)
IG電源とは、簡単に言うとプッシュスタートを2回押した時に電源が入る電源、ACCは1回押した時入る電源、深く説明すると長くなるので、気になる方はDIYラボさんで、その他、車のDIYのことが、くわしくわかります。
車両10Pオプションカプラー(コネクタ)配線図。
エーモン電源ソケットの配線を紫線、アクセサリー(IG電源)に半田で接続、アース(マイナス線)はボディーアース。
オプションコネクタ(カプラー)用 電源取り出しハーネスを使用するとコネクタをさすだけで、簡単にギボシ接続で各電源が取り出せます。
画像の10mmのボルトにワニ口でボディーアース。ボディーアースは車両金属部分に確実に接続してください。
ターミナル&ツールセットがあるとプロ仕様で確実に接続できるので、接触不良などおこりにくいですね。価格も非常にお求めやすいので、おすすめです。
ドアミラーコネクター・ACC電源
運転席側、画像黄色枠のコネクタ(カプラー)にアクセサリー電源があります。
グレーのコネクタ(カプラー)画像の薄グレーの配線にアクセサリー電源(ACC)か来ています。
フロントピラー(Aピラー)内張りの取り外し方
ドラレコの電源ケーブルを通す為にフロントAピラーの内張り(トリム)を取り外していきます。
はじめにウェザーストリップを矢印側に引いてある程度取り外します
ピラーのトリムを矢印側に内張りはがしなどで引いてクリップを取り外します、慣れている方は手で取り出せます、必ず軍手着用で怪我に注意して作業を進めてください。
クリップが取り外せたら内張りを上側に引いて取り外します。
フロントAピラー下側のパネルも上側に引いて取り外してください。
フロントAピラー下側のパネル、Aピラー内張りの裏側の画像です、構造をよく理解して作業を進めてください。
フロントAピラー内張りを取り外すと、画像のようになっています。
ドラレコ電源コード取り回し
赤矢印がドラレコの電源コードの動線です、今回は車両オプションカプラー(コネクタ)から電源を取り出しエーモン電源ソケットに接続後、ドラレコ本体の電源コードをキックパネル側から、フロントウィンドウ上部にもってきます。
配線ガイドをAピラー側からキックパネル側にもっていきます。
ドラレコ付属の電源ソケットコードのピンコード側を配線ガイドでピラー側にもっていきます。
今回のドラレコはドライバー識別などインカメがあるので、運転席側に貼り付け。
両面に空気が入りにくい貼り方
画像は違う機種のドラレコですが、はじめにフロントガラスに両面を貼り付けてから本体のカメラを貼り付けたり、いろいろ試しましたが、これが1番空気が入りにくく抜けやすいと思います。(当社比)
フロントガラス貼り付け位置
ドラレコ電源コードなどの配線はタイラップ(結束バンド)でしっかり固定してください。
画像黄色枠の位置に空きスペースがあるので、電源ソケット、あまりのコードを収納しました。
グローブボックスの取り外し方
助手席正面グローブボックスを取り外していきます。
はじめにグローブボックス向かって左側にあるダンパーを矢印方向に引いて取り外します。
グローブボックス本体のサイドを内側に押し込んで下部にして取り外します、サイドのツメが解除できたらこれくらい下側にすると取り外せます。
グローブボックス裏側の画像です、構造を理解した上で作業をしてください。
80 VOXY ヒューズボックス電源取り出し 常時電源・アクセサリー(ACC電源)
ヒューズボックス電源取り出しは、グローブボックス下部のアンダーカバーを取り外した方が作業しやすいのでアンダーカバーを取り外します。
グローブボックス下部のアンダーカバー
カバー手前に2か所穴があるので、その穴の引っ掛けを解除してカバーを手前に引くと取り外せます。
アンダーカバーを取り外して、助手席足元の下側からのぞきこむと、ヒューズボックスがあります。
ヒューズ明細はカバーにプリントされています、画像、黄色枠が常時電源12V、赤枠がアクセサリー電源(ACC)、青枠がIG電源。
ヒューズボックス電源 DOME ・10A 常時電源 P/OUTLET・15A アクセサリー電源(ACC)
配線接続ならフリータイプ、ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。
ドラレコの電源がソケットタイプならエーモン電源ソケットがおすすめ、しかも(平型・ミニ平型・低背の全てのヒューズに対応)
アースポイント
助手席グローブボックス取り外し後、左奥側、画像矢印の場所にアースポイント(ボディーアース)があります、アースポイントにエーモン電源ソケット、アース線にワニグチを圧着して接続。
センターロアパネルの取り外し方 シガーソケット裏電源(アクセサリー電源・ACC)
駐車監視不要で常時電源不要な方、電源取り出しヒューズなど購入も面倒だし、ナビ・オーディオ取り外しもダルい方はアクセサリーソケット裏電源がオススメ。
センターロアパネルの取り外し方はロアパネル下部の部品をネイルドライバーなどで手前に引いて取り外します。
下部の部品が取り外せたら、ロア前面パネルを手前に引いて取り外します。
画像丸印がシガーソケット裏側のコネクタ(カプラー)です。
2ピンの白色コネクタ(カプラー)このような形状をしています。
コネクタ(カプラー)裏側の画像向かって左の配線がアース(マイナス)、右の配線がアクセサリー電源(ACC)コードは太めです。
シガーソケット配線図
VOXYオーディオ・ナビパネル(インパネ)取り外し方
80系VOXYオーディオ・ナビパネル(インパネ)取り外し。
はじめに1番手前の化粧パネルを内張りはがしなどを使用して手前に引いて取り外します。
化粧パネルを取り外した画像です。
次はオーディオパネル(インパネ)全体を取り外します、ここも内張りはがしで手前に引いてとりはずします。
オーディオパネル(インパネ)取り外し時にハンドルポスト、ワイパーレバーが邪魔のなるので、ステアリングを手前に引いてなるべく下げておくと作業しやすいと思います。
ハザードのコネクタ(カプラー)も取り外しにくいですが、他のパネルに傷が入らないように気を付けながら取り外してください。
時計のコネクタ(カプラー)も取り外してください。
オーディオパネル(インパネ)取り外し後、奥側にオーディオコネクタ(カプラー)類があります・
80VOXY オーディオ裏 常時電源・アクセサリー電源(ACC)情報
この茶色のコネクタ(カプラー)が車両側トヨタ、ダイハツ10ピンオーディオカプラー
画像の位置に常時電源12V・アクセサリー電源(ACC)が来ています。
80VOXY、オーディオカプラー配線図、画像の位置にアクセサリー、常時電源がきています。
車両20ピンオプションカプラー(コネクタ)ステアリングスイッチ情報
ついでにナビ取り付け時に役立つステアリングスイッチの情報もやっておきます、ナビ取り付け時に、この白い20Pカプラー(コネクタ)にステアリングスイッチの配線を接続してください。
画像の位置に、STSW1、STSW2、SWGND
80VOXY 車両20ピンオプションカプラー(コネクタ)配線図。
車速・リバース・パーキング信号情報
ここもついでに、ナビ取り付け時に必要な車速情報ものせておきます。
ナビ裏、オーディオ取り付け位置に、画像の5ピンコネクタ(カプラー)があります、このコネクタ(カプラー)に各信号がきています。
ナビゲーション取り付け時は画像の位置から車速、バック、サイドブレーキ信号を取り出してください。
トヨタ5ピンオプションコネクタ(カプラー)配線図
車速、リバースの配線接続に不安な方、もしくは面倒な方は車速配線カプラーを使用するとギボシで簡単接続できます。
ドラレコリアカメラ取り付け情報
今回はフロントドラレコ取り付けのみだったので、リアカメラ取り付け時の参考に画像を置いていきます、リアハッチ(バックドア)上側のセンターパネルを手前に引いて取り外します。
リアカメラピンコードの動線です天井内張り位置からはじまり、リアアッチ(バックドア)側にピンコードをもっていきます。
バックドア(リアハッチ)の蛇腹部分をバラしていきます。蛇腹ゴム内配線通しイメージ図。
配線ガイドなど使用して、リアカメラピンコードをパーツクリーナーを軽く吹いてからゴム蛇腹内に通します。
あまったピンコードをフロントカメラにもっていきます。
ドラレコリアカメラ取り付けは、90VOXYの方でくわしく説明してるので、90VOXYドラレコ取り付けを参考にしてください。
ドラレコ取り付け完了です。
フリップダウンモニター取り付けの参考リンクです。
お疲れ様、最後までありがとうございました。参考になったなら、コメント欄にいいね、お願いします、ナビ太郎。
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