こんにちは、ナビ太郎です、今回オプションコネクタ(10ピンカプラー) 配線図。
最速、工具不要で常時電源、アクセサリー電源、IG電源にアクセスする方法を説明します。
そのほか、新型ヴォクシー・ノア90系(2023年式ハイブリット)の前後2カメラ360°ドライブレコーダーの取り付け方、配線図、ヒューズ電源・アクセサリー電源、オプションコネクタ、各パネルの取り外し等も解説。
90系VOXYの電源取り出しはオプションコネクタ(カプラー)を使用すると、とてもスムーズに各電源が取り出せます、その他、ヒューズから電源を取り出す方法もあります。
テレビキャンセラー、10インチディスプレーオーディオ取り外しは、こちらで投稿しています。
あとはリアカメラ取り付け時の蛇腹付近がちょっと難易度が高いですかね?では、よろしくお願いします。
スクロールが大変な場合、目次クリックで目的の場所に飛べます。
コムテックドライブレコーダー
90・ヴォクシー・ノア ドラレコ電源(常時電源・アクセサリー電源)
VOXYのドラレコの電源取り出しはヒューズボックスとオプションコネクタ(カプラー)から取り出せます。
ドライブレコーダーリアカメラの取り付け方法
ドラレコリアカメラ取り付け前の下準備で画像黄印の部分を取り外していきます。
作業性を優先するとバックドアから作業をするのが作業性がよいので、リアハッチ(バックドア)からやっていきます。作業はご自身のやりやすい場所からはじめてください。
リアカメラ取り付け下準備
バックドア側上部天井内張りのクリップ(2か所)を画像のように取り外し、ウェザーストリップも少し浮かせておきます。
リアハッチ上部のパネル(内張り)を画像のようにネイルドライバーなどで、きっかけを作り手で手前に引いて取り外します。
リアハッチ上部の内張り(トリム)の裏側の画像と取り外された側の画像です。
バックドア(リアハッチ)蛇腹のバラし方
バックドア(リアハッチ)の蛇腹部分をバラしていきます。蛇腹上部はゴム部品のみで、蛇腹下部は樹脂の部品があります。
蛇腹のゴムをちぎらないように細いドライバーやネイルドライバーなどで、ゴム部分を丁寧にめくっていきます。
下側の蛇腹部品を取り外します、4か所ツメがあります。
画像のように天井内張側から少し上に押し上げて、ピックツールで4か所ツメを解除してやると取り外しやすいと思います。天井にシワがよらないように気をつけて作業をしてください。
細いマイナスドライバーなどでも取り出し可能ですが、奥側のツメの解除が苦戦するかも、奥側のツメの解除はピックツールがあるとだいぶ助かりますね。
画像丸印、このような形のツメになっています。
部品上側から見るとこのようになっています、ツメを内側に押して部品を引き上げます。
ここの位置から(フロントカメラ〜リアカメラピンコード)を通していきます。
パーツクリーナーで滑りをよくしておきます。上部と下部から垂れないように、蛇腹ゴム内に軽めに吹いて配線ガイドを通してピンコードを蛇腹ゴム内に通します。
ピンコードを蛇腹ゴム内に通しにくい場合はパーツクリーナーで滑りをよくしてやると通しやすいです。CRCなど油を吹く方もいますが、ベトベトになってしまうので、使用後乾いてくれるパーツクリーナーがオススメ。
ゴムの蛇腹を無事にピンコードを通せたら、リアハッチ上部のセンター付近にピンコードを通していきます。
リアカメラピンコードかなり長めで余裕があるので、リアハッチ上部にコードをすこし余分にもってくると、後々リアカメラの貼り付け位置変更が可能です。
無事、ドラレコリアカメラ取り付け完了。
蛇腹ゴムにピンコードを通さずリアカメラを取付ける金具
蛇腹ゴムにピンコードを通すのが面倒、自信がない方は天井内張りにステーで固定できる取付け金具を使用すると簡単にリアカメラを取付け可能かも?ホームセンターなどで、安いステーで自作するのもありですね。
リアカメラピンコードバックドア側からフロント側に
車両後方天井にあまっているピンコードをフロントカメラ側にもっていきます。青矢印がカメラピンコードの動線、カメラピンコードが長がさが長く多少、あまるので、フロントAピラー下方向にまとめます。
リアクォーター内張りと天井の隙間にピンコードを入れていきます、ネイルドライバーなどを使用して、ピンコードを入れていくと作業が進みます。
スポンジテープで各部コードを貼り付け、ピンコードのバタつき防止。
画像青線フロントカメラにもって行くとコードがあまってしまうので、フロントAピラー側に逃してコードの長さを調整します。
フロントAピラー下部、配線ガイドなどを使用してあまりのピンコードをグローボックス側にもっていきます。
フロントピラー(Aピラー)内張りの取り外し方
助手席側フロントAピラー内張り(トリム)を取り外していきます。
ウェザーストリップを矢印側に引いてある程度取り外します
Aピラーのトリムを矢印側に引いてクリップを途中まで解除します。
車体側のツメサイド部分2か所を押して取り外します。異形クリップを車体側のツメ2か所を押しながらクリップを引いて取り外します。
異形クリップが解除できたら、これくらい取り外せます。
クリップが取り外せたら内張りを上側に引いて取り外します。
画像矢印の部分を矢印側に押して解除。
内張り取り付け時はあらかじめに、異形クリップをトリムにセット後、取り付けるとスムーズに取り付けれます。
グローブボックスの取り外し方
助手席正面グローブボックスを取り外していきます。
はじめにグローブボックス向かって左側にあるダンパーを矢印方向に引いて取り外します。
グローブボックス本体のサイドを内側に押し込んで下部にして取り外します。
サイドのツメが解除できたらこれくらい下側にすると取り外せます。
グローブボックス裏側の画像です、構造を理解した上で作業をしてください。
グローブボックス下部のアンダーカバー
グローブボックス下部のアンダーカバーを取り外します、カバー手前に4カ所ツメがあるので、そのツメを解除してカバーを手前に引くと取り外せます
番号順にね、下側に解除後、手前に引いて取り外します。
アンダーカバー裏側の画像です。カバー奥側は差し込みタイプになっています。
ヴォクシー ヒューズボックス電源・常時電源・ACC電源
グローブボックス下部のアンダーカバーを取り外し後、画像丸印がヒューズボックスです。
ヒューズボックスの蓋に各ヒューズの明細が記載されています。
ヒューズボックス電源 RADIO-20A 常時電源12V HAZ-15A AM1-5A AM2-7.5A P/OUTLET NO.1-15A アクセサリー電源(ACC) USB NO1-7.5A USB NO2-7.5A
無難な所で RADIO-20A 常時電源12V P/OUTLET NO.1-15A アクセサリー電源(ACC)あたりから電源取り出しが良いと思います。
配線接続ならフリータイプ、ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。
ドラレコの電源がソケットタイプならエーモン電源ソケットがおすすめ、しかも(平型・ミニ平型・低背の全てのヒューズに対応)
アースポイント
画像矢印の場所にアースポイント(ボディーアース)があります、アースポイントにエーモン電源ソケット、アース線にワニグチを圧着して接続。
アースポイントの10mmのボルトにワニ口でボディーアース。ボディーアースは車両金属部分に確実に接続してください。
オプションコネクタ(カプラー)電源取り出し方法
ここからは電源取り出しの王道、オプションコネクタ(カプラー)の電源取り出しを説明していきます。
シガーライターからはアクセサリー電源(ACC)しか取れないので、ETCや常時録画の配線などの電源で常時電源を必要とする場合、オプションコネクター、ヒューズボックスからの電源取り出しが良いと思います。
まず初めに、助手席側のステップの内張り(トリム)を画像矢印方向上側に引いて取り外します。
サイドステップの内張りが取り外せたら、キックパネルも取り外していきます、画像矢印の樹脂ナットを引くか回して取り外します。
キックパネル全体を手前に引いて取り外します。
キックパネル裏側の画像です、クリップが1つあります、構造を理解した上で作業を進めてください。
画像矢印の白色のコネクタ(カプラー)ヒューズボックス横側のコネクタが10Pオプションコネクタ(カプラー)です。
オプションコネクタ(カプラー)用 電源取り出しハーネスを使用するとコネクタをさすだけで、簡単にギボシ接続で各電源が取り出せます。
ナビ太郎が(別売り・オプションコネクタ電源取り出しハーネス)を使わず、最速で電源にアクセスする方法、オプションカプラー配線図を解説します。(有料記事)
この有料記事を購入すると、オプションカプラー(メス側)の裏側から常時電源、アクセサリー電源(ACC)が配線から取り出せます。
ナビ太郎、解説ありがとう、応援購入してもらえると、モチベーションがあがります、よろしくお願いします。
注意・年式グレードなどで変更がある場合があるので必ず作業者がテスターなどで要確認
ドラレコ電源コード取り回し
赤線がフロントドライブレコーダーの電源コードの動線です。
ドラレコのシガーソケットオス(電源コード)をグローブボックス側からドライブレコーダー本体側にもっていきます。
フロントドライブレコーダーに電源コードを接続。
キックパネル下側に結構スペースがあるので、あまりのコード類(配線)やソケットをまとめて収納しました。
フロントドライブレコーダー貼り付け位置
はじめにフロントガラスに両面を貼り付けてから本体のカメラを貼り付けたり、いろいろ試しましたが、これが1番空気が入りにくく抜けやすいと思います。(当社比)
★画像は違う機種です。
このドライブレコーダーは、はじめにベースを貼り付けタイプ。
リアカメラからのピンコードと電源コードをフロントドライブレコーダーに接続して取り付け完了。
画像の位置にフロントドライブレコーダーを貼り付け。
お疲れさまです、最後までながながとお付き合いありがとうございました、ナビ太郎。
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