こんにちはナビ太郎です、今回はトヨタ、ルーミー・ダイハツ タンクの前後2カメラドライブレコーダー・ETCの取り付け方を説明、その他、配線図、ヒューズ電源・アクセサリー電源、各パネルの取り外し等も解説。
ルーミーのヒューズ電BOXは非常にアクセスしやすく、初心者や慣れていない方でもスムーズに電源が取り出せます。
リアカメラ取り付け時の蛇腹付近がちょっと難易度が高いですかね?ではよろしくお願いします。
スクロールが大変な場合、目次クリックで目的の場所に飛べます。
ユピテル前後2カメラドライブレコーダー/ETC
内容物
ルーミー・ドラレコ電源取り出し位置
ルーミーのドライブレコーダー電源取り出しはヒューズボックス、オーディオ裏、ソケット裏から取り出せます。
ドライブレコーダーリアカメラの取り付け方法
ドラレコリアカメラ取り付け前の下準備で画像黄印の部分を取り外していきます。
作業性を優先するとバックドアから作業をするのが作業性がよいので、リアハッチ(バックドア)からやっていきます。作業はご自身のやりやすい場所からはじめてください。
リアカメラ取り付け下準備
バックドア側上部天井内張りのクリップ(2か所)を画像のように取り外し、天井凹みに注意。
リアハッチ上部のパネルを画像のようにネイルドライバーなどを使用して取り外します。それほど硬くないので、内張りはがしできっかけを作れば、手で引いて取り外せます。
リアハッチ上部のパネル裏側の画像と取り外された側の画像です。
バックドア(リアハッチ)蛇腹のバラし方
バックドア(リアハッチ)の蛇腹部分をバラしていきます。
蛇腹のゴムをちぎらないように細いドライバーやネイルドライバーなどで、ゴム部分を上下を丁寧にめくっていきます。
上側の蛇腹部品を取り外します、3か所ツメがあります、奥側が外しにくいですがピックツールなどを使用して慎重に作業を進めてください。
上部の部品が取り外したら、もう一段階ばらしておきます。コネクタになっています。
蛇腹上部、部品をもう少しピンコードを通しやすいようにピックツールで解除して、バラしていきます。画像くらい外せばOK。
蛇腹下側の部品の取り外し方。
画像のように天井内張側から少し上に押し上げて、ピックツールで4か所ツメを解除してやると取り外しやすいと思います。天井にシワがよらないように気をつけて作業をしてください。
蛇腹下側の部品を上側から見ると4か所ツメがあり、下部にねずみ色のカバーがついています。
細いマイナスドライバーなどでも取り出し可能ですが、奥側のツメの解除が苦戦するかも、奥側のツメの解除はピックツールがあるとだいぶ助かりますね。
白い部品のツメ4か所解除できたら、ねずみ色の部品も取り外していきます。3か所ツメになっています。
ねずみ色の部品が取り外されたらだいぶスッキリ、丸印の部分4カ所ツメになっていて、画像のような形のツメです。
バックドア(リアハッチ)のウェザーストリップをある程度浮かせて、リアカメラピンコードをと通していきます。
天井内張りがピンコードスタート位置です。天井内張上部から蛇腹方面へ。
バックドア側天井からドライブレコーダーピンコードを通し蛇腹ゴム部品内を通します。
ピンコードを蛇腹ゴム内に通しにくい場合はパーツクリーナーで滑りをよくしてやると通しやすいです。CRCなど油を吹く方もいますが、ベトベトになってしまうので、使用後乾いてくれるパーツクリーナーがオススメ。
パーツクリーナーで滑りをよくしておきます。上部と下部から垂れないように、蛇腹ゴム内に軽めに吹いて配線ガイドを通してピンコードを蛇腹ゴム内に通します。
蛇腹上部の部品にもピンコードを通していきます。ゴムの蛇腹を無事にピンコードを通せたら、ハイマウント側にピンコードを通していきます。
最後は必ず現状復帰、しっかりゴム部品など元に戻してください。
初めに取り外したリアハッチ上部のパネルを、丸ヤスリで削り配線を通しました。
無事、ドラレコリアカメラ取り付け完了。
蛇腹ゴムにピンコードを通さずリアカメラを取付ける金具
蛇腹ゴムにピンコードを通すのが面倒、自信がない方は天井内張りにステーで固定できる取付け金具を使用すると簡単にリアカメラを取付け可能かも?ホームセンターなどで、安いステーで自作するのもありですね。
リアカメラピンコードバックドア側からフロント側に
車両後方天井にあまっているピンコードをフロントカメラ側にもっていきます。青矢印がカメラピンコードの動線、カメラピンコードが長がさが長く多少、あまるのでフロントAピラー下方向にまとめます。
リアクォーター内張りと天井の隙間にピンコードを入れていきます、ネイルドライバーなどを使用して、ピンコードを入れていくと作業が進みます。
ウェザーストリップもある程度取外し、画像Bピラーは少しピンコードが通しにくいので、配線ガイドなどを使用して通していきます。
ピンコードばたつき防止で、所々スポンジテープなどで固定してください。
画像青線フロントカメラにピンコードをもって行くとピンコードがあまってしまうので、フロントAピラー側に逃してピンコードの長さを調整します。
フロントピラー(Aピラー)内張りの取り外し方
助手席側フロントAピラー内張り(トリム)を取り外していきます。
ウェザーストリップを矢印側に引いてある程度取り外します。
ウェザーストリップ取り出し後、内張はがしなどで、Aピラーのトリムを矢印側に引いてクリップを途中まで解除します
異形のクリップのため途中で止まってしまうので、ロングノーズプライヤーなどでクリップを半回転まわして取り外します。
ナビ太郎は異形クリップのAピラー側の付け根を手で半回転、回して取り外します。
Aピラーのトリムをこれくらい内側に引いく。
クリップが取り外せたら内張りを上側に引いて取り外します。
異形クリップを内張はがしで引くと割れそうなくらい硬い
異形クリップはこのような構造になっています。付け根にツメが2か所あります。
ピラー内張り取付け時は異形クリップを内張にセットしてから、はめてやるとすんなり取付けれますが、クリップを取り外していない方は半回転、回して取り付けてください。
フロントAピラー下部、配線ガイドなどを使用してあまりのピンコードをグローボックス側にもっていき、まとめます。
グローブボックスの取り外し方
助手席正面グローブボックスを取り外していきます。
サイドを矢印側に押し込んで下側にしてグローブボックスを取り外します。
サイドのツメが解除できたらこれくらい下側にすると取り外せます。
グローブボックス裏側の画像です、このような構造になっています。
ルーミー・ヒューズボックス電源・常時電源・ACC電源
グローブボックスを取り外すとこのようになっていて、画像黄色枠がヒューズボックス、画像矢印の場所にアースポイント(ボディーアース)があります。
アースポイントの10mmのボルトにワニ口でボディーアース。ボディーアースは車両金属部分に確実に接続してください。
ヒューズの明細はグローブボックス裏側に表記してあります、黄枠は常時電源、赤枠はアクセサリー電源(ACC)、青枠はIG電源。
ヒューズボックス電源 DOME10A 常時電源 P/OUTLET15A アクセサリー電源(ACC)
無難な所でDOME-10A /常時電源12V、P/OUTLET NO.1-15A/アクセサリー電源(ACC)あたりから電源取り出しが良いと思います。
配線接続ならフリータイプ、ヒューズ電源いろいろありますが、ヒューズが飛んだ場合と各アンペアに変換できることを考えると純正ヒューズ使用のフリータイプがコスパでもおすすめですね。
ドラレコの電源がソケットタイプならエーモン電源ソケットがおすすめ、しかも(平型・ミニ平型・低背の全てのヒューズに対応)
シフトノブ・エアコンコントロールパネル取り外し方
ルーミー取り付けてあるナビ(オーディオ)によってオーディオパネルの種類がいくつかあり、今回取り外すタイプは下側のエアコンのコントロールパネルが取り外せる分割タイプです。
パネルを取り外しにあたって初めにシフトノブを取り外していきます。
シフトの右横のカバーをマイナスドライバーなどで取り外します。
カバー取り外し後、ドライバーなどで取り外した部分を押し込み、シフトロックを解除してシフトノブをN〜Sレンジあたりまでもっていきます。
シフトロック解除ができたら、シフト付け根の部品を取り外します、矢印方向にマイナスドライバーなどで広げながら下側にスライドさせて取り外します。
シフトノブ付け根の部品の画像です、構造をよく理解した上で取り外してください。
あと(ひの字)の金具があるので、これもマイナスドライバーで取り外してください。
(ひの字)の金具、取り付け時はあらかじめシフトノブにセットして取り付けるとすんなり取り付けれます。
こまい部品が多いので、紛失注意。
あとはシフトを手前に引けば取り外せます、取り外し後グリスに注意してください。
シフトノブが取り外せたら、エアコンのコントロールパネルを手前に引いて取り外します。
各コネクタ(カプラー)を抜いてください、上側にあるハザード裏のコネクタが少しやりにくいです。
ルーミー シガーライター裏電源・アクセサリー電源(ACC)
画像矢印の部分にソケットの裏電源があります。
おそらくこのディスプレー、4か所ボルトを取り外すと、ディスプレーが取り外せると思います。たぶん? (今回は取り外し不要だった為、取り外していません)
先ほどの矢印部分を上から見た画像です。
この白い2ピンのコネクタ(カプラー)がシガーソケット裏側のコネクタです。
ルーミー・アクセサリー電源(ACC)
シガーソケット裏のコネクタ(カプラー)電源情報、黒線がアクセサリー電源、白黒線がマイナス。
今回ドラレコのアクセサリー電源(ACC)はここから取り出しました。
こんなのを見つけましたが、当方で未使用の為、ルーミーに使用できるかはメーカー問い合わせてください。使用できた、できない、などの報告もらえると助かります。
このハーネスが使用できると、電源チェック不要なので安心ですね。
ドラレコ電源コード取り回し
赤線がフロントドライブレコーダーの電源コードの動線です。オーディオ裏、ソケット裏、ヒューズボックスなどから電源を取り、フロントドライブレコーダーに接続します。
フロントドライブレコーダー貼り付け位置
ドライブレコーダーフロントガラス取り付け位置、ユピテルのドラレコは両面の面積(貼り付け面積)が小さく空気が入りにくいので良いですね。
はじめにフロントガラスに両面を貼り付けてから本体のカメラを貼り付けたり、いろいろ試しましたが、これが1番空気が入りにくく抜けやすいと思います。(当社比)
★画像は違う機種、ドラレコ貼り付け時の参考までに。
スマートアシスト(スマアシ)カメラカバーの取り外し方
今回は取り外しは必要ないですが、ナビのアンテナコードやETCのコードを取り回す時に邪魔になるので、一応スマアシ、カメラカバーの取り外し方をのせておきます。
取り外しは一瞬、カバーをフロントウィンドに沿って上から押すだけで取り外し可能。軽くトントンとやさしく押す感じ。
カバー裏側の画像です。クリップ、ツメに方向を要確認。
ナビ・オーディオ裏・各コネクタ(カプラー)情報
ナビ取り付け時に必要なステアリングスイッチ、車速信号など説明しておきます。
トヨタ・ダイハツ10P6P オーディオハーネス
この白いコネクタ(カプラー)がオーディオのメインコネクタです。
トヨタ・ダイハツ10P6P オーディオコネクタ配線図
画像の位置に常時電源、アクセサリー電源(ACC)が来ています。
トヨタ・車両20Pオプションコネクタ(カプラー)
この白い20ピンのオプションコネクタ(カプラー)にステアリングスイッチとバックカメラ信号が来ています。
車両オプション20ピンコネクタ(カプラー)配線図
画像の位置にナビの出力側のスタリングスイッチのSTSW1・2 SWGNDの配線を接続してください。
トヨタ・車両5Pオプションコネクタ(カプラー)
すこしブレていますがこのねずみ色の5ピンコネクタ(カプラー)に車速・パーキング・バック信号が来ています。
車両5ピンオプションコネクタ配線図
画像の位置にナビの車速信号・サイドブレーキ信号・リバース信号を接続してください。
画像のように確実に接続してください。
車速、リバース・ステリモ配線接続に不安な方、もしくは面倒な方は接続ハーネスを使用すると簡単接続できます。
純正位置にETC取り付け
社外ETCを純正位置に取り付ける為、運転席右前のパネルをとり外します。パネル下側を手前に引くと取り外しやすいと思います。
下部、サイド、上部を少しずつ浮かして手前に引いて取り外します。
ETC取り付け位置の開口をニッパーなどで、丁寧、慎重に切り取ります。ETC取付けアタッチメントをプラスのネジ2本で止めます。
ETCを開口部の位置を確認しながら貼り付けます。
裏で配線をまとめて、いい塩梅の長さを調整しておきます
こんな感じで取り付け。
ETCアンテナはフロントウィンドウ上部に。
ETC取付け完了、いい感じ?
ながながと最後までお付き合いありがとうございました、ナビ太郎。
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